NTT DATA 変える力を、ともに生み出す。

NTTデータ カスタマサービス株式会社

約3000人が利用する学内システムを全面更改。
マルチベンダ対応により、課題に沿った最適ソリューションを提供

-フェリス女学院大学様-

 1870年の創立から140余年、「For Others」という教育理念を掲げ、キリスト教の信仰に基づく女子教育を受け継いできたフェリス女学院大学(以下、フェリス女学院)様。
 情報基盤、教育研究系システムの経年劣化に対応するため、既存のネットワーク構成をベースにした「リプレース2014」を実施。NTTデータカスタマサービスは、学内システムの機能性と安定性、信頼性を高め、さらに運用管理の効率化につながるソリューションを提案した。学びの環境の充実と、新しい時代に向けた教育研究を支援するため、システムの保守・運用までトータルでサポートする。

ご依頼内容

  • ソリューションパートナーとして、ICT環境の課題解決のための提案をしてほしい
  • 現行システムに大きな影響を与えることなく、新システムへの移行を完了させてほしい
  • 教育環境のさらなる充実、事務効率化のための土台を築きたい

提案

  • マルチベンダの特長を生かし、シンプル&コンパクトなソリューションを提案
  • 既存および新規ネットワークを並行運用。システム停止を最小限にとどめた移行を実現
  • 教職員・学生の利便性向上に寄与する付加サービスを提供

システムの機能性・安定性・信頼性の向上と運用管理の効率化のために

国際交流学部教授・情報センター長 春木 良且様
 国際交流学部教授・情報センター長
 春木 良且様

 フェリス女学院様では、1990年代の学内情報システムの開設以来、複数回のリプレースを重 ねてきた。前回の2009年のリプレースから5年が経ち、増大するファイルの管理に関わるコストや労力の負荷をいかに軽減でき るかが課題となっていた。そこで今回の「リプレース2014」では、ストックされる情報の利用に関するポリシー等も含めたデータ 管理の整備をポイントとして、学内システムの機能性と安定性、信頼性を高め、運用管理の効率化を実現するための更改を行っ た。NTTデータカスタマサービスは、マルチベンダとしての中立性を生かしたオープンで柔軟な選定を行い、最適な機能を汲み取ったベストなソリューションを提供。さらに、事務環境向上のためのリモートアクセスサービスや、ファイルサーバのBCP対策(自動 バックアップソリューション)等を提案し、既存システムと連携させたスムーズな移行を実現した。
 フェリス女学院・情報センター長の春木良且教授は、「リプレース2014」に至った経緯を次のように話す。「システム自体の老朽化がきっかけではありま したが、学生たちの学びの姿、教職員の仕事の姿を新しい形で生み出せる、次につながる機会にしたいという思いがありました。ですから、こういうシステムを入れたいというような具体的な内容ではなく、私たちがリプレースを通して何を実現したいのかという要望だけを出して、オープンなコンペティションを行いました。その点で、NTTデータカスタマサービスさんは、他社よりも選択の自由度や今後の可能性を感じることができました。また、以前から学内通信システムの見直しの必要性を感じていましたので、ネットワークに関する現状把握と改善提案が非常に的確であった点も採用を決める大きなポイントになりました」。

限られた工期でのスムーズな移行を実現

情報センター 専任講師 内田奈津子様
 情報センター 専任講師
 内田奈津子様

 今回の「リプレース2014」では、学内の情報基盤、教育研究系システムの設計・構築と、Mac端末のマスタ作成を含めたクライアントPC約640台の更新が作業対象となった。入学試験等の学事や授業のある学期中にはシステムを止めることができないため、基本的な移行作業は冬季休業期間中や夜間に行い、4月の新学期開始に合わせて当初のスケジュール通りにサービスをスタートした。 
「特に業務系のシステムは止められないものがあり、中高、本部も含めてほぼ全てのクライアントPCを入れ替えたので、限られた時間の合間を縫っての作業になりました。
また、サーバの仮想化によってサーバ台数を集約し、コスト削減や設置スペースのスリム化を図ってきたことが、既存システムを踏襲しながらの移行にもプラスに作用したと思います。各システムの認証を一括で管理することで、ユーザの利便性も向上しています。工程の最後の部分で追加が発生したり、大雪の影響などもあって、予期していなかったハプニングもありましたが、きめ細かく対応していただいたのでとても助かりました」と情報センターの内田奈津子専任講師。

各システムの認証を一括で管理することでユーザの利便性が向上

各システムの認証を一括で管理することでユーザの利便性が向上

 
VMwareを仕様した仮想サーバ構成。物理サーバ数や使用電力削減によるコストカットが見込める

VMwareを仕様した仮想サーバ構成。物理サーバ数や使用電力削減によるコストカットが見込める

 

教育環境のさらなる向上をサポート

コミュニケーションスペースの利用など、場所を選ぶことなく、学生たちは学ぶことができる
 コミュニケーションスペースの利用など、場所を選ぶことなく、学生たちは学ぶことができる

 新しいシステムは2014年3月に移行作業が完了。同年4月には並行して構 築していた学内システムがすべて稼働した。
 今後は、学内システム群をつなぐインフラとしてだけでなく、研究・教育機関としての可能性をより広げるための土台としての役割を担う。
 「教育系のシステムに関しては、システム本体だけではなくて、カリキュラムの改革と物理的な設備のグレードアップを合わせた3つをシンクロさせながら見直していく必要があると考えています。そして、旧来の知識移転型の固定化された授業スタイルを変えて、コミュニケーションをベースにした新しい学びのスタイルをサポートしていきたいと思っています。実際、今回の更改を契機に、これまでの操作教育中心の内容から、問題解決型のプロジェクト学習(PBL:Project Based Learning)にほぼ全ての情報教育のカリキュラムを変更しました。こうした流れをさらに深めていくためには、オープンな環境で地域社会や行政、民間企業とコラボレーションしながら、それに応じたインフラを整えていく必要があります。そして、このような社会連携型のPBLでは、学生自身が「何を学ぶ必要があるのか」に気づくことが何よりも重要になってきます。文化系の総合大学として、このような要請にどう対応していけるかがこれからの課題になってくるでしょう」と春木教授。
 建学の精神を守りながら進化を続けるフェリス女学院様。NTTデータカスタマサービスは、これからもICTインフラの整備、改善を通し、同大学のソリューションパートナーとして教育環境のさらなる向上をサポートする。

フェリス女学院大学 システム構成図

  • セキュリティを確保しつつ、アクセシビリティを実現する、自由な学びの環境を目指したシステム構成

お客様情報

フェリス女学院大学
住所 緑園キャンパス 横浜市泉区緑園4-5-3
山手キャンパス 横浜市中区山手町37
沿革 1870(明治3年)
メアリー・E・キダー、ヘボン施療所で授業開始。
フェリス女学院の発祥
1875(明治8年)
山手178番に校舎・寄宿舎落成「フェリス・セミナリー」と名づける
1889(明治22年)
「フェリス和英女学校」と改称
1950(昭和25年)
「フェリス女学院」と改称
1965(昭和40年)
大学(文学部英文学科、国文学科)開学
1988(昭和63年) 緑園キャンパス開設
2010(平成22年)
創立140周年
2015(平成27年)
大学開学50周年
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