取り組み事例(NTTデータカスタマサービス)

サーバからネットワーク環境構築・監視・保守運用サービス
当社社員に聞く
医療機関向けワンストップ・インテグレーションの特徴やメリット

NTTデータカスタマサービス株式会社

医療機器向けワンストップインテグレーション

NTTデータカスタマサービス株式会社

取り組み事例

はじめに

当社 NTTデータカスタマサービスは、NTTデータグループで唯一、全国に189のサービス拠点を有し、サーバ環境(クラウド型/オンプレミス型含む)、ネットワーク(LAN/WAN含む)環境のインテグレーションサービス、24H365Dのインフラ監視・保守運用サービスをワンストップで提供しています。

これらのサービスについて、実際に携わる社員に経験からくる特徴やメリット、苦労等をインタビューしましたので紹介します。

NTTデータカスタマサービス

システムインフラ構築力に加え、24H365D監視運用と現地保守サービスのワンストップを評価頂く

医療現場では、患者の命を守るため、ネットワークインフラにも高度な安全性が求められることから、インテグレーションサービスだけでなく、24時間365日体制での監視・保守サービスを一貫して提供できる必要があります。

当社は、「医療機関に最適化されたネットワークインフラの構築」とコアビジネスである「監視・保守サービス」を組み合わせて提案を行うことで、インテグレーションサービスから監視・保守までをワンストップでサポートできる体制を有していることを評価いただき、さまざまな医療機関より選定頂いています。

単なるシステムインフラ構築力ではなく、現場力を活かしたシステム環境調査からEOLまで幅広く提案

一例として、ある医療機関では現行機器のEOL(End Of Life:機器のサポート終了)やアクセスポイントの電波カバー率の低さ・不安定な接続状態に課題を持たれていました。当社は単純な機器更改だけではなく、下記のポイントを俯瞰的に整理し、システム構成を提案しました。
  • 医療業務への影響を最小限に留めるため段階的なシステム更新スケジュールの策定
  • 更新後のあるべき姿の検討
  • ハードウェアメーカの統一によるコスト削減
  • 運用保守の強化
また、事前に新たなアクセスポイントを用いて電波調査を実施し、フロアカバー率の確認や既存機器との通信試験等を実施し、接続性や安定性を含め医療機関の課題解決に向けた具体的な提案を行いました。
【 一例 】
● 仮想化サーバ、アクセスポイント:200台以上
● 有線ネットワークノード:100台以上
の規模の提案から構築・24H365Dの監視運用、現地保守サービスを実施

医療機関ならではの機器等の連携や、綿密な調達から構築計画、セキュリティまで気を配る必要がある

営業

医療機関のシステム構築では、既存システムやナースコール等との連携を考慮する必要があり、提案から更改前までに事前検証が必要な項目が多く、提案段階から綿密な設計と検証が求められます。

また、世界情勢に起因した為替変動や部材不足による調達スケジュールへの影響など、近年はシステム構築以外の面にも気を配る必要があります。こういった事象が発生しないか、パートナーとの綿密な連携とお客様へのタイムリーな情報提供と調整が成功のポイントになっています。
NTTデータカスタマサービス 営業担当者

当社営業担当者

NTTデータカスタマサービス 技術担当者

当社技術担当者

技術

医療機関におけるシステム更改では、診療や医事等の業務を止めることなく安全かつ確実に作業が行える計画立案が重要となります。

具体的には、システム全体をブロックに分け、段階的にネットワークを切り替える必要があり、綿密な工程管理と現場調整が求められます。

また、医療機関独特の機器との接続検証は、メーカ毎に通信仕様が異なる事が多く、関連メーカとの連携も苦労と成功のポイントです。

単なるシステム統合・簡素化ではなく、運用簡素化が重要であり、システム検討・機器選定のポイントの一つ

営業

医療機関におけるシステム構築後の運用は現場で実施される事が多く、「運用の簡素化」がトレンドと感じています。当社では、仮想化基盤として多くのお客様へ導入実績がある HCI を提案しており、特に HCI サーバではダッシュボードによるワンクリックオペレーションにより、日常的な運用負荷の軽減を実現しています。

提案時にこの運用イメージをご紹介した際には、医療機関から高い評価をいただいており、実際の導入後もスムーズな運用が継続できているとの声をいただいています。

※ HCI:ハイパーコンバージドインフラ
ワンクリックバックアップイメージ

機器選定では、スペックだけではなく、安定的な部品供給やサポート体制等も考慮し実施

機器選定をする際は、顧客業務の社会的影響度を考慮しています。医療機関のため信頼性と長期的な供給性・セキュリティや管理性の高さが最重要と考えます。長期的な安定稼働はもちろん、保守部品の供給体制やグローバルを含めたサポート力を総合的に判断し、機器選定をしています。

更に将来の拡張性や互換性も視野に入れ、今後のクラウドシフトも見据えた考慮も加味しています。

ITの複雑化を自社ノウハウに加えNTTデータグループのノウハウも活かし、セキュリティ含め安心を提供

今、医療機関を始めさまざまなお客様へ当社のシステム構築から監視・運用・保守のワンストップサービスという特徴を活かした提案を行っています。また、継続して機器の更新を複数年度にまたがり実施しています。やはり、機器のEOLは今後もどの機器を選定しても、機器の汎用化が進む昨今、ライフサイクルは短く、かつ、構成するソフトウェアが複雑化しています。

これらについて、機器メーカに加え、NTTデータグループの膨大な経験を活用しお客様に最適な提案を続けます。また、アクセスポイントの安定性の課題はどこのお客様も悩んでいると考えます。当然、無線は物理の世界で電波も有限となります。

その有限な電波を事前調査に基づき最適な設定を選択する事に加え、電波を整理していく事も重要だと考え、今後も最適なネットワークの在り方を提案していきたいです。更に医療機関に対するサイバー攻撃が増加傾向にあり、長期間にわたる診療の停止に追い込まれるケースも少なくない状況です。

当社としてはランサムウェア対策としてNDR(Network Detection and Response)を含めた「セキュリティ強化ソリューション」を提案することで、更なる医療現場の安全性を維持することで、地域医療への貢献をICTでサポートしたいと考えています。