戦略的ITインフラとして"共有型"DaaSの「Xi Frame」を採用  "永続型"DaaS利用時よりコストと運用負荷を抑制

-株式会社マネジメントソリューションズ様-

casestudy_15_01.jpgプロジェクトマネジメント実行支援(PMO)などの事業を展開する株式会社マネジメントソリューションズ。システム導入をはじめ、新規事業開発や組織改革といった企業のプロジェクトを国内外で支えている。
DXやリモートワークの普及に伴い利用が急拡大しているクラウドサービスだが、同社では2011年に発生した東日本大震災を機に、事業継続の観点から社内ITインフラのクラウド化を推進。基幹システムを含めたフルクラウド化をいち早く達成していた。
さらなるコスト削減に向け、導入済みのパブリッククラウドDaaSの運用コスト見直しを検討。
2020年12月、NTTデータ カスタマサービス(NTTデータCS社)が提案する"共有型"のDaaS「Nutanix Xi Frame(ザイ フレーム)」の導入を決定。導入後、コストだけでなく当初想定していなかった保守運用負担の改善にもつながり、Xi Frameは同社における戦略的ITインフラとして順次拡大している。



現状と課題

  • 社内システム利用のために、社員数分の環境を常時確保しておく"永続型"DaaSを導入
  • 自社拠点外でプロジェクトに従事する社員が多く、利用頻度のわりに環境が高コスト
  • 利用頻度に見合った構成で運用コストを抑制したい

導入後と効果

  • ユーザーの個別環境を保ちつつ、社員数分常時確保しない共有型のDaaSを導入
  • 共有型のDaaSで、運用コストを抑制。さらに保守等運用負担も軽減
  • クラウドのエキスパートがいなくてもDaaSが構築可能

社員の多くが社外プロジェクトに従事
"永続型"のDaaSを導入するも、コスト面に課題があった

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株式会社マネジメントソリューションズ
コーポレートIT部 部長 目黒 広和 氏



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株式会社マネジメントソリューションズ
コーポレートIT部 マネージャ 矢部 昭弘 氏

PMO事業を展開する株式会社マネジメントソリューションズにおいて、コーポレートIT部は、同社のビジネス・コーポレート全体のITマネジメントを担う部署である。

同部 部長の目黒広和氏は、「私たちは、中期経営計画におけるIT戦略をもとに、業務プロセス改善・経営KPI等データ可視化・リスクマネジメントなどのさまざまなプロジェクトに日々取り組んでおり、常に数年後を見越した社内のマネジメントの実践が、当社の本業においてもモデルケースとして役立つものとなることを目指しています」と語る。

事実、同部は業務プロセス改善の一環として、2011年に発生した東日本大震災を機に、事業継続の観点から社内ITインフラのクラウド化を推進し、フルクラウド化が完了。社外プロジェクトに参画する社員向けのPCについても、パブリッククラウド業者が展開するDaaSを導入していた。



同部 マネージャの矢部昭弘氏は「当社はPMO事業が主体とあって、社員の大半が支援先企業や自宅でプロジェクトに従事しています。利用頻度の少ない当社の社内業務のために、自社用と支援先用PCの"2台持ち"も珍しくなく、フルクラウド化のタイミングでこの課題を解消しようとDaaSを導入しました。

これにより、社内外の業務がほぼPC1台で済むようになり社員の利便性が向上したほか、社内業務の環境をDaaSに一本化したことでセキュリティも向上し、非常に大きな成果が得られました」

「ただ一方で、利用者分の環境を常時確保する"永続型"のDaaSであったこと、Microsoftの制約によりOffice製品ライセンスが持ち込めず2重コストが発生等、"利用頻度の割には環境が高コスト"という課題も残り、解決策を探っていました」とさらなる改善に向けた取り組みについて語った。


共有型で運用可能なDaaS「Xi Frame」を導入
コストと共に保守負担も削減

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株式会社マネジメントソリューションズ
コーポレートIT部 荒木 和明 氏

同社は2020年12月から、米Nutanix社が提供するDaaS「Xi Frame」を本格導入。ユーザー数を柔軟に設定できスモールスタートしやすいDaaSのメリットや、各ユーザーの個別領域はそのままで、永続型よりも少ないライセンス数でカバーできる"共有型"の運用に対応した同製品の活用により、社内システムの利用頻度に見合った水準にまでコストを抑えることに成功した。
「Nutanix社とNTTデータCS社が合同で開いたWebinarに参加したところ、Xi Frameの先進性を担当者が大変熱心に訴えていたことから、NTTデータCS社に詳細を問い合わせました」と振り返る目黒氏は、「導入に向けては、まずは5ユーザーで検証を開始しましたが、当時まだ日本語ドキュメントが少なかった中で丁寧に技術サポートいただいたほか、切り替えた場合のコストメリット試算など、中長期的観点も交えてサポートいただきました。結果、社内合意もスムーズに得られ、最終的な導入が決まりました」と語る。

さらに、同部の荒木和明氏は「Xi Frameは、永続型DaaSよりも少ないライセンス数での運用が可能なことから、コスト抑制効果はもちろんですが、運用に携わる立場からみてもありがたい存在です」と話す。
具体的には、永続型DaaSではトラブルが発生した際は、それぞれの仮想デスクトップに個別にログインして原因特定や復旧作業を行っていたのが、Xi Frameでは、再起動すると共用の環境に戻るため、復旧までの時間が各段に短縮。加えて、OSのアップデートや社員追加時の環境準備もそれぞれの仮想デスクトップ上で個別に行う必要がなく「これらがあいまって保守作業の負担が軽減される点は、かなり魅力的だと感じました」(荒木氏)


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【イメージ図】"永続型"DaaSから"共有型"DaaSへ

クラウドのエキスパートがいなくてもDaaSが構築可能
セキュリティ水準を保ったテレワークの展開をサポート

日々運用を重ねる中で、コスト面にとどまらないXi Frameの利点を実感する機会はさらに増えたという。荒木氏は「例えば、これまでのDaaSは導入にあたって、仮想デスクトップのほかにセキュリティやネットワークといったパブリッククラウドに関する専門知識が必須となるのに比べ、Xi Frameではそれらの設定に要する作業の大半が自動処理されるため、ずっと容易に構築できます。個人的には、クラウドのエキスパートがいない企業でも、Xi FrameであればDaaSの運用が十分可能という印象を持っています」と話す。

Xi Frameによる仮想デスクトップ環境を、まず移行作業が必要ない中途入社の社員向けに提供開始した同社は、既に社員の約1割にXi Frameのアカウントを割り当てている。目黒氏は「社内システムの利用実績などに応じて従来の永続型DaaSからの移行を進め、最終的に全社員の3割程度をXi Frameでカバーできれば」と展望を示す。矢部氏は「Xi Frameであれば、高いセキュリティレベルを維持しつつ、社外からのアクセス環境を提供することが可能です。テレワークが拡大した現在、セキュリティの観点からもXi Frameを自社のITインフラとして検討する価値は十分にあるでしょう」と評価する。

NTTデータ カスタマサービスでは、事業や経営を取り巻く環境の変化が激しい現在において、今後も共有型DaaSの効果的な活用方法を提案することで、企業のDXをサポートしていきます。

お客様情報

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株式会社マネジメントソリューションズ

住所 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー29F
沿革 2005年
6月に営業開始、7月に会社設立
2012年
米国子会社設立
2015年
台湾子会社設立
2018年
東証マザーズに上場
2019年
東証一部に市場変更
2020年
現在地に本社移転
ホームページ http://www.msols.com/
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