株式会社 竹中工務店とエネルギーの'見える化'実証実験を実施

2013年12月27日

NTTデータカスタマサービス株式会社

 NTTデータカスタマサービス株式会社(以下、NTTデータカスタマサービス)は、株式会社 竹中工務店(以下、竹中工務店)の「ビルコミュニケーションシステム」*1と株式会社 NTTデータ(以下、NTTデータ)のM2Mトータルソリューション「XrosscloudR*2とをIEEE1888プロトコル*3によって接続する実証実験を竹中工務店と共同で行いました。

 本実証実験は、大阪(竹中工務店ビル)の「ビルコミュニケーションシステム」により収集するビル内のセンサ情報を、東京(NTTデータカスタマサービス)に設置した「XrosscloudR」環境とオープンなIEEE1888プロトコルにより接続すること、センサデータの蓄積及び見える化を実現することを目的としています。

【システム構成】

m2m_竹中工務店4.bmp

   竹中工務店ビル内に設置されている各フロアのセンサ情報を「照明電力」「空調電力」「コンセント電力」
   「温度」「湿度」など全7グループに分類分けし、センサ情報の収集、見える化を行いました。



【見える化画面】

電力見える化2.jpg

 本実証実験により、「ビルコミュニケーションシステム」と「XrosscloudR」のIEEE1888プロトコルによる連携が確認できました。
 NTTデータカスタマサービスは、BEMSサービス「RemoteOneR ~節電・省エネサービス~ *4の提供や、IEEE1888プロトコルを利用したシステム開発などの省エネソリューションに取り組んでおり、今後もお客様のさらなる省エネに貢献してまいります。





*1:「ビルコミュニケーションシステム」は、建物内の空調や照明、セキュリティや防災、各種センシングなどの設備   システムをネットワークでつなげ、そこで交わされる情報をクラウドで統合する、竹中工務店が提供するプラットフ   ォームです。
「ビルコミュニケーションシステム」は日本国内における竹中工務店の登録商標です。
*2:「XrosscloudR」は、クラウドプラットフォームおよび各種アプリケーションサービス、コンサルティングを一貫し   て提供するNTTデータのサービスです。
「XrosscloudR」は日本国内におけるNTTデータの登録商標です。
*3:「IEEE1888プロトコル」は、BEMSなどに関係する様々な情報システム(アプリケーション・ソフトウェアやクラウド・サービス)をベンダーの枠を超えて連携可能にすることを目的としており、次世代BEMSやスマートグリッド向けに開発され、2011年に国際標準化されたオープンな通信規格です。
*4:「RemoteOneR」は日本国内におけるNTTデータカスタマサービス株式会社の登録商標です。

・その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。



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