「RemoteOneR ~節電・省エネサービス~」が静岡県浜松市のBEMS導入事業に採択

2013年4月26日

NTTデータカスタマサービス株式会社

 NTTデータカスタマサービス株式会社の節電ソリューションである「RemoteOneR ~節電・省エネサービス~」*1が、静岡県浜松市市有施設の省エネ化に向けた取り組みに採用されました。

 政令指定都市である浜松市は、人口80万を超える東海地方有数の都市であり、エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)において特定事業者として指定を受け、エネルギー削減目標の達成に向け取り組んでいます。当社の「RemoteOneR ~節電・省エネサービス~」はIEEE1888利用によるオープンなシステムかつ将来の拡張性の実現、また自動制御による省エネ化などにより、初期費用を概ね4年で回収するモデルを評価いただき、図書館や水泳場など4か所の施設で採択されました。 当社は経済産業省における「BEMS アグリゲータ」*2にも採択されており、今後もM2Mクラウド技術を応用し、お客様の更なる省エネに貢献していきます 。



【採択された施設一覧】

  

城北図書館

中央図書館

城北図書館.jpg 中央図書館.jpg

浜松市福祉交流センター

北部水泳場

浜松市福祉交流センター.jpg 北部水泳場.jpg



【システム概要】
RemoteOneR~節電・省エネサービス~ とは、中小規模の建物にスポットを当て、施設や設備のエネルギー管理をトータルサポートするソリューションです。

システムイメージ.bmp

【システムの特長】
1. IEEE1888を活用したプラットフォーム
IEEE1888プロトコルとは、スマートグリッド向けに策定されたIP上で動作するアプリケーションプロトコルです。それぞれのビルや施設内にはフィールドバスと呼ばれる物理ネットワークが存在し、その特性に応じてBACnetR, LonWorksR, ModbusR などの異なる通信方式が採用されています。IEEE1888によってこれらの通信方式の違いをゲートウェイ(GW)によって吸収(変換)しながら、統合化されたオープンプラットフォームを構築します
2. 空調システムなどのクラウド制御
既設のパッケージエアコンなど空調システムに対して、運転状況の収集、空調機の発停(ON/OFF)や温度設定をWeb経由で行う機能や、外気温度や吸い込み温度に対して各空調機の輪番運転を行う機能など、M2Mクラウド技術によって様々な制御機能を実現します


・参考記事:クラウド型BEMSサービスが東京工業大学の「キャンパススマートグリッド」に採用されました
~「RemoteOneR~節電・省エネサービス~」をベースに「IEEE1888」でオープンなプラットフォームを構築~
http://www.nttdatacs.co.jp/news/20121204.html





*1:「RemoteOne」は日本国内におけるNTTデータカスタマサービス株式会社の登録商標です。
*2:SII(環境共創イニシアチブ)から認可を受けている、節電を支援するコンサルティングサービスを行うエネルギー利用情報管理運営者を指します。

・その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。



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